基礎代謝を上げて痩せるために

ダイエットを考える時、どのような方法を最初に思い描きますか?

 

食事制限運動など様々あると思いますが、基本的にはみなさん「エネルギー消費」に注目すると思います。このエネルギーですが、みなさんが何もせずただ息をしているだけでも消費されているものだということはご存知でしょうか?

 

この、生きているだけでエネルギーを使うことを、「基礎代謝」といいます。もちろん「基礎代謝」は、ダイエットにも大きく関係してきます。ダイエットと基礎代謝の関係について考えてみましょう。

 

 

<基礎代謝とは>

生きていることにより、自分が意識していなくても内臓が機能したり呼吸や体温が恒温されることで起こるエネルギーの消費活動を、「基礎代謝」と言います。

 

生物が生きるために必ず消費するエネルギーであり、個々の年齢や体質・体系などによっても消費量が異なります。一般的な成人の場合、全ての消費エネルギーの中で、基礎代謝だけで消費されるエネルギーは7割程度といわれています。

 

 

<ダイエット成功の鍵は基礎代謝量が握っている>

基礎代謝量には個人差があります。あまり食べないのに太っている人は、基礎代謝量が少ないのかもしれません。でも、なぜ基礎代謝量が多い・少ないということが起きるのでしょうか?

 

実は、基礎代謝を一番活発に行う組織というのが「筋肉」にあたります。ですから、筋肉の量が多い人ほど基礎代謝量も多くなりますし、エネルギー消費も活発です。そのため、例えば同じくらいの身長・体重の人が同じ方法でダイエットした場合、筋肉量が多い人のほうが結果が出やすくなるのです。

 

基礎代謝量は年齢によっても異なります。誕生から年齢を重ねると共に増えてゆき、成長期の16〜18歳頃にピークを迎えます。以後は緩やかに減っていきますが、30台後半頃からガクンと大きく減少します。

 

この理由も、加齢による筋肉量の減少が関係しています。また、女性は男性と比較すると筋肉量が少ないため、自ずと基礎代謝量も少ない傾向があります。

 

このように、筋肉量と基礎代謝量、そして基礎代謝量とエネルギー消費量には密接な関係があるのです。

一生懸命にダイエットしても結果に満足できない人は、筋肉量をアップさせ基礎代謝量を増やすような方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

<基礎代謝量の増幅はリバウンド防止の味方>

食べないダイエットは危険だとよく耳にしますが、なぜだと思いますか?それは、食べなければ摂取カロリーは抑えられますが、同時に筋肉を減らしてしまうからです。

 

前述の通り、筋肉が減れば基礎代謝量も減ってしまいますから、食べないダイエットは自らを省エネ体質に変えてしまうのです。省エネ体質になってしまった場合、せっかく我慢して食べる量を減らしているのに、それでは体重は減らなくなってしまいます。

 

それならばと食事の量を元に戻してみたらどうなるでしょうか?

 

体は省エネ体質のままですから、たとえそれが普通の量だとしても以前より太ってしまうことになるのです!これがリバウンドです。

 

最近はこれを繰り返し、かなり深刻な省エネ体質になってしまう方がいるようです。

 

では、どうすればリバウンドを防げるのでしょう?

 

それは、食事制限と合わせて適度な運動を行い、筋肉量を増やす努力をすることです。

 

これなら少しくらい食事制限が上手くいかなくても、基礎代謝量自体が増えていますから、ダイエットは上手くいく可能性が高いでしょう。効率的にダイエットするには、摂取カロリーからのアプローチと基礎代謝量(筋肉量)からのアプローチを同時に行うのがポイントといえます。